
プライバシーマークのコンサルタントは何をしてもらえるのか?
日頃の仕事で、コンサルティングを経験されたことがない方には、分かりにくいですね。
このようなご質問に対して当社は下記のたとえ話をしております。
コンサルタントは「受験生をサポートする家庭教師のようなものです!」
受験は独力でもできますね。
ただ、目的の学校に合格するためには、効率的に勉強したいものです。
過去問題や傾向等をふまえたテキストがあって、受験生の得意な教科を伸ばしつつ、不得意な教科を集中的にサポートする。
独力で勉強するよりは合格率はかなり上がるのではないでしょうか?
プライバシーマークのコンサルタントも同様です。
経験豊富なコンサルタントが、完成度の高い雛形をご説明しながら、お客様に宿題(作業)をしてもらいます。
それらを着実に一つずつこなしていくことで、プライバシーマークの申請に必要な資料が完成できます。
あとは現地審査という、受験で言うと二次試験(面接)を受けるわけですが、今まで勉強してきたことを、面接官(審査員)に説明できれば100点満点ではないかもしれませんが合格できるのです。
受験と違うところは、受験はチャンスは1回だけですが、プライバシーマークは1回の審査で合格できないと取得できないというわけではありません。
何回も改善報告書を出すチャンスがあるので、コンサルタントがサポートしていれば確実に合格することができます。
当社のお客様の例で申しますと取り組み開始から取得まで約9ヶ月ぐらいです。
内訳としては以下となります。
1)取り組み開始から申請まで約5ヶ月。
2)申請から認定まで約4ヶ月。
上記2)に関しては審査機関のスケジュールに影響されるため、申請事業者やコンサルタントは期間の調整は出来ません。
上記1)に関してはお客様の進捗により前倒しは可能です。
ただ5ヶ月が極端に短縮できる訳ではありませんので、早く出来たとしても3ヶ月というのが現実的です。
1)が3ヶ月としたならば2)が4ヶ月ですので計7ヶ月が最短での取得期間ということです。
専任者は特に必要ではありません。
逆に専任者が置いている企業は、ほとんどないのではないでしょうか。
皆様ご自分のお仕事の合間に、プライバシーマークの活動をされています。
JISQ15001とは、1999年に通産産業省より告示された日本工業規格です。
別名「個人情報保護マネジメントシステムの要求事項」と呼ばれており、企業が個人情報保護のための体制作りに必要な最低限の要求事項を網羅しています。
マネジメントシステムは代表者による方針のもと、計画(PLAN)、実施(DO)、監査(CHECK)、見直し(ACTION)を繰り返し循環させることで組織の管理能力の継続的な発展を追求してことを目的としています。
プライバシーマーク制度は、このJISQ15001に適合して、個人情報について適切な保護措置を講ずる体制を整備している事業者等を認定して、その旨を示すプライバシーマークを付与し、事業活動に関してプライバシーマークの使用を認める制度です。
JISQ15001は日本規格協会から販売されており、Webより購入するのが便利です。
なお、冊子版とPDF版を選択できますが、社内で利用するにはPDF版を購入された方が良いかと思います。
日本規格協会のWebサイトはコチラから
※分かりにくいサイトですが、下から2/3ぐらいのところで規格の検索ができるところがあります。ここから「JISQ15001」と検索してみてください。
ココがポイント!
「個人情報保護マネジメントシステム」は略称「PMS」(Personal information protection Management System)といい、審査上でも事あるごとに飛び交う言葉なので覚えてください。
メリット
1.取引先への信頼性のアピール
プライバシーマークを掲示することにより、取引先からの信頼が向上します。最近では取引先選定の条件とする傾向があります。
2.個人情報保護のマネジメント体制の確立
JISQ15001要求事項に対応することで、個人情報保護のための社内のリスクマネジメント体制を確立し、事故の未然の抑止力を高めます。
3.社員の意識の向上
社員が個人情報の取り扱いについての認識を高めることで、適切な個人情報保護を行うことができます。
4.個人情報保護法への対応
2005年4月施行の個人情報保護法に対応する社内の体制を確立することができます。
デメリット
1.コスト
最低限、申請費用、審査費用、マーク使用料がかかります。
コンサルタントに依頼する場合はコンサルティング費用が加算されます。
2.作業・メンテナンスの手間
取得までにかかる作業や取得後に定期的に行わなくてはいけない記録簿の記入、教育、監査等の手間がかかります。